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中卒から歯科衛生士になるには?

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私たちにとって、「食べる」ということは、生きていくために必要不可欠なことです。また、いろいろなものを味わうという楽しみの意味もあります。そんな食べるという動作をするときに使うのはもちろん口です。そして、食べた物を良く噛んで飲み込むためには、歯がとても重要なカギをにぎっています。

その歯を維持するためにはきちんとしたメンテナンスがとても重要です。そんな歯や口の中の健康づくりに関わる仕事、それが歯科衛生士の仕事なのです。

現在は、高齢化が進み長生きする人が増えてきました。そこで、健康的で楽しく人生を全うすることが出来るということが目標にもなっています。国でも「8020運動」と展開しているように、80歳になっても自分の歯を20本は維持して、自分の歯で食べるということを目標としています。

このページでは、そんな歯科衛生士になるための方法や仕事について紹介していきます。

 

もくじ

 

中卒から歯科衛生士になるまでの道のり

歯科衛生士になるためには、歯科衛生士の国家試験に受かることを目標にしなくてはいけません。そのために、高校を卒業して歯科衛生士養成校である専門学校や短大、大学に進学して3年~4年間をかけて必要な知識を得ることが必要です。

その期間を得て、初めて国家試験の受験資格を得ることが出来るようになります。つまり、中卒から歯科衛生士になるためには、まずは高卒の資格を取って、歯科衛生士養成校に進学することを目標にしていきます。

 

 

 

歯科衛生士の国家試験は難しいの?

歯科衛生士の国家試験は、難しいということはなく合格率は毎年90%以上あります。学校では、歯科にまつわる専門知識を始め、臨床実習などもあるため、きちんと勉強していれば、自然と知識が身についていきます。

 

 

歯科衛生士の仕事内容や就職先について

歯科衛生士というのは、主に歯科医院(いわゆる歯医者さん)、病院で働くことが多くなります。そして、歯科の診療の補助や予防処置、保健指導などを行っていきます。

仕事では、歯科医師の指示を受けて歯や歯垢のチェック、歯磨きの指導など行いますが、最近は、病院という枠を超えて、学校に訪問して保健指導教育を行うこともあります。在宅で歯科治療を受ける補助をすることもあるため、歯科衛生士の活躍の場は大きく広がってきています

特に最近では、歯は虫歯や歯周病になる前に予防をしっかりしておくと、年齢を重ねても自分の歯をしっかり残すことが出来るので、その虫歯や歯周病のための予防処置をとることも重要視されています。

また、虫歯や歯周病が原因で全身への病気に影響する場合もあるので、清潔な口の中を保つことが出来るように口腔ケアの重要性も注目されています。歯科衛生士は、そんなすべて人を対象に、お口の健康を守るために関わることができるのです。

 

 

歯科衛生士の魅力や収入について

歯科衛生士は、どこの歯医者に行っても圧倒的に女性が多いです。それは、もともと女性がつく職業とされていたからです。また、国家資格でもあるため、結婚や出産で一時的に現場から離れても、また復職、再就職して働くことが出来るので、女性にとっては働きやすい環境が整っているのです。もちろん専門職として求人も多く、転職などを目指す場合にも歯科衛生士は有利です。

歯科衛生士の給料は、年収は300~350万円ほどとなります。ほとんど夜勤もないですし、受付が終われば病院も閉院するので、残業も少ないのが一般的です。個人の歯科医院と公立病院では給料や福利厚生に差があるので、公立病院への就職を目指すのが人気となっています。

 

 

中卒から歯科衛生士になるには?のまとめ

歯科衛生士は、これからもまだまだ必要とされる仕事です。また、女性に人気ということで、資格を取ってスキルアップをしたい、いつまでも働いて輝いていたいという人には大変おすすめです。

中卒から一旦社会に出た後でも、通信制高校や高卒認定試験などで高卒資格をとって、歯科衛生士の資格取得を目指すことは十分可能です。興味がある人はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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