中卒で仕事探し・資格取得や進学希望者のための支援サイト

中卒仕事探し.com

中卒から目指す職業について

中卒から柔道整復師になるには?

投稿日:

街中で見かけることもある接骨院や整骨院。これを開業しているのは、柔道整復師という国家資格者です。

柔道整復師というと「何か柔道に関係する資格?」と思う人も少なくありません。それは間違いではありませんが、柔道の未経験者でもちゃんと目指すことができる資格です。そして、主な仕事としては、骨や関節、腱や筋肉などに生じているケガに対し、整復や固定といった方法で治療をする人をいいます。

この資格は、あくまでも保存的に治療を施すことが出来る資格となります。しかし、経験を積んでいけば、自分で独立開業出来るほど将来性のある資格なのです。このページでは、そんな柔道整復師になるための方法や仕事の特徴について紹介していきます。

 

もくじ

 

中卒から柔道整復師になるまでの道のり

中卒から柔道整復師になるためには、まずは高卒の資格を取って、柔道整復師の養成校に入学する必要があります。柔道整復師は、国家資格として専門的な知識や技術力を得るための教育が必須となっています。

これから高卒資格を得ることに抵抗がある方も多いかもしれません。しかし、そういう人たちでもチャレンジ出来て、しっかり高卒の資格が得られる通信制高校や高卒認定試験ならいつからでも頑張ることができます。大きな目標を達成するためにも、まずは高卒資格の取得から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

そして、高卒資格取得後の柔道整復師養成校には、3年以上の専門学校、もしくは4年制の大学を選択することになります。現在は、柔道整復師の夜間部のコースもあるので、高卒の資格を取得した後、社会人として働きながら学校に行くということも可能です。

また、柔道整復師という名前なので、柔道に関する知識や経験がなくてはいけないのかという疑問を持つ人もいますが、必ずしも必要なわけではありません。もちろん、治療を施す技術は柔道の活法というのを基本としているので、養成校では、柔道の授業もあります。しかし、柔道が全くできなくても資格の取得には影響はないのです。

そして、養成校で既定の必要科目を履修した後に国家試験を受け、合格すると国家資格である柔道整復師の資格を得ることができるようになります。

 

 

柔道整復師国家試験の合格率は63%程度となっています。この数字から見ると「若干難しそう」という印象を受ける方もいるでしょう。しかし、新卒者の合格率は80%前後にも及びます。

そのため、新卒として知識が新鮮なうちに合格を目指すことが一番の方法であるといえます。学生のうちに、徹底した試験対策を行ない、確実に合格できるような努力をしていくようにしていきましょう。

 

 

柔道整復師の仕事内容や特徴について

柔道整復師の仕事は、けがの回復のために保存的な治療をすることです。病院では、外科的な治療を医師が施すことがありますが、柔道整復師は、整復や固定といった方法で自然治癒力を引き出すことを目的としています。包帯やテーピング、マッサージなどの方法で、けがの回復を促すのです。

そんな柔道整復師が働く場所は、開業している柔道整復師のところで、従業員として勤務することがほとんどです。また、高齢者の生活する介護施設などで働く人もいます。柔道の有段者で柔道整復師になった場合は、スポーツトレーナーなどの道を進む人もいます。

そして、柔道整復師の一番の魅力は、接骨院を独立開業することができるということです。自分の判断で施術を行うことが出来るので、経験をしっかり積んでいけば、独立に直結する大変やりがいのある仕事なのです。

 

 

柔道整復師の収入や魅力について

一般の従業員として働く場合は、年収300万円程度ですが、独立すると500万円~1000万円以上の年収を得ることも十分可能です。

また、独立すると残業や休日の取り方など、自分の生活スタイルに合わせて仕事の時間を決めることも出来るというのも大きなメリットです。

 

 

中卒から柔道整復師になるには?のまとめ

中卒から柔道整復師を目指す場合には、高校の卒業資格を取ることが必須条件になります。長い道のりかもしれませんが、国家資格としてとても将来性のある資格ですし、患者さんのケガの治療をすることが出来る大変やりがいの多い仕事です。

そして、何と言っても一番の魅力は独立できるということ。柔道整復師を目指すことを考えるなら、将来的には独立することを考えてチャレンジするのがいいでしょう。

 

 

 

-中卒から目指す職業について
-

Copyright© 中卒仕事探し.com , 2024 All Rights Reserved.