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中卒から薬剤師になるには?

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私たちは体調が悪い時や病気になった時、まず薬を飲もうと思うことがあります。そんな薬に関するプロが薬剤師という職業です。

薬剤に関する知識習得のため、薬剤師は6年間の薬学教育が義務付けられています。中卒から薬剤師を目指す場合、高校卒業が必須なので、資格取得は簡単な道ではありません。しかしながら、一旦資格を取得してしまえば、薬剤師は社会的地位も高いですし、長い間第一線で活躍することができます。

ここでは、そんな薬剤師になるための方法や仕事について紹介していきます。

 

もくじ

 

中卒から薬剤師になるまでの道のり

中卒から薬剤師になるためには、まずは高校卒業資格が必要になるので、通信制高校や高卒認定試験などで高卒資格をとってから、薬学教育を受けることのできる学校の入学を目指す必要があります。

 

 

薬学教育は6年間ありますが、一つは4年生の薬学課程に入学して勉強し、その後大学院に進学して国家試験の受験資格を得る方法があります。もう一つは、始めから6年生の薬剤師の養成課程に入学するという方法です。

どちらのコースもその過程を終了した時に薬剤師国家試験の受験資格を得ることができます。その後、試験に合格すると薬剤師の免許を得ることができます。

医師を除く、多くの医療従事者の資格が専門学校や大学という3~4年で教育を修了するのに比べても、薬剤師はかなり学習期間が長いことになります。それは、薬剤師になるために習得しなくてはいけない知識がそれだけ必要だからです。

 

 

薬剤師の国家試験は難しいの?

では、そんな薬剤師の国家試験は難しいのでしょうか。

薬剤師の国家試験の合格率は約71%です。これは、決して低い合格率ではありません。きちんと日々の学習から努力をして、しっかりと国家試験の対策を行えば、6年間は無駄にはならないことが証明できる数字だといえるでしょう。

 

 

薬剤師の仕事内容や特徴について

薬剤師の資格を取ると、調剤薬局やドラッグストア、病院、製薬会社などで働くことができます。その仕事の内容は、主に医師の処方箋に基づいて薬を調合することです。そして、お薬を渡すときに服薬指導をすることも大切な仕事の一つとなります。

薬には、新薬とジェネリック医薬品、また国内の製薬会社や海外ものまであるので、どのような薬でも対応できるように、幅広い薬の知識が必要となってきます。薬によっては飲みあわせの相性が悪い薬があったり、副作用の出るお薬もあります。

また、間違って飲むと生命の危険にさらされることもあるほどの薬もあるのです。そのため、薬剤師というのは、薬に対しての取扱いに常に慎重な姿勢が必要となってきます。

神経を使う仕事ですが、薬剤師は、一度資格を取得するとずっと働くことの出来るというメリットがあります。病院やドラッグストアで働くことは、お客様や患者さんとかかわる接客業であることも多く、患者さんの反応がすぐにかえってくるため、やりがいにもつながります。

また、対面で患者さんと接するため、常に動き回るような重労働はありません。そのため、知識向上のための勉強は常に必要となりますが、肉体的な疲労度は少ないので、体への負担が軽く、長く働くことが出来るのです。

また、働く場所にもよりますが薬剤師は基本的に日勤業務が中心の職業です。多くの場合の働き方では、夜勤がなく週末や祝日も休みなので、子育て中の女性も働きやすい環境が整っています。

 

 

薬剤師の収入や魅力について

そんな薬剤師の年収は400~500万円ほどとなります。新卒から高収入なのも特徴ですが、勤続年数が長くなればなるほど年収アップを期待することが十分可能です。医療従事者の中でも続けやすく収入はかなり良い方の資格となっています。

そして、薬剤師は、何と言っても薬に関するプロです。そのため、時には医師からも薬の相談を受けることもあるほどの魅力的な資格なのです。

 

 

中卒から薬剤師になるには?のまとめ

中卒から薬剤師になるのは、経済的なものや時間的なものを含めて簡単なことではありません。しかし、それでも努力をしてその資格を取得すれば、将来的に安定した職業を手に入れることが出来るのは間違いありません。

これからもどんどん開発の進む薬であるため、今後も薬剤師の需要はますます高まると予測されます。興味がある人は、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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