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中卒から診療放射線技師になるには

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診療放射線技師とは、病院で放射線を扱う人のことをいいます。放射線といってもイメージが湧かなくても、レントゲン写真を撮る人といえば、ピンとくるかもしれません。

この診療放射線技師は、放射線を使って病気の診断、また治療などを行う専門職です。放射線を扱うには、正しい知識を持ち資格がなければ扱うことができません。そのため、病院では欠かせない存在なのです。

現在は、様々な治療に放射線が使われることもあり、診療放射線技師の能力が求められています。そして、国家資格なので一度就職をしたら、長く安定して働くことが出来るというメリットもあります。

このページでは、そんな診療放射線技師になるための方法や仕事の特徴についてご紹介します。

 

もくじ

 

中卒から診療放射線技師になるまでの道のり

中卒から診療放射線技師になるためには、まずは高校卒業の資格を取得する必要があります。

 

 

そして、高校卒業後に診療放射線技師の養成校に3年以上もしくは大学の診療放射線技師養成課程で4年間の就学をし、国家試験に合格する必要があります。

この養成校での学習期間には、学校内での講義もありますが、臨床実習があることも大きな特徴です。実習により、これまで学んできた知識を確実に身につけられるように訓練していくのです。

 

 

診療放射線技師の国家試験は難しいの?

診療放射線技師の国家試験の合格率は85%ほどとなっています。きちんとカリキュラムをこなし、習った知識を確実に身につけておけば、十分に合格できる資格なのです。

 

 

診療放射線技師の仕事内容や特徴について

診療放射線技師の働く場所は、病院、医療機器メーカーなどになります。診療放射線技師は、求人に比べて、実際の資格保持者が少ないため、あまり就職に困ることがないのも魅力です。

病院では、主に放射線を使った検査や治療を行います。レントゲンを始め、CT検査、造影検査、放射線治療などいろいろなものがあるので、それぞれに知識が必要となってきます。

放射線と聞くと、「被ばく」を思い浮かべる人もいるでしょう。診療放射線技師は確かに放射線を扱うので、被ばくの可能性が全くないとは言えません。そのため、きちんとした放射線の取り扱い方、照射の仕方などの知識と技術を習得する必要があるのです。

 

 

診療放射線技師の収入について

診療放射線技師の収入は、基本給に加えて、危険手当などの手当が加算されることが多いです。当直の回数などにもよりますが、年収として400万円前後は期待できます。

ただし、診療放射線技師の人数が少ない病院であれば、検査の予約が立て込んでいて忙しかったり、夜間に緊急の検査があって呼び出されることなど激務となることもあります。もちろん、その分収入は上がることになります。

なお、診療放射線技師は病院には必要不可欠な専門職として、転職もしやすい仕事でもあります。自分の生活スタイルに合わせて就職先を変えていくのもいいでしょう。

 

 

中卒から診療放射線技師になるには?のまとめ

中卒から診療放射線技師になるためには、まずは高卒資格の取得が必要となります。一旦中卒で社会に出た人は、チャレンジしやすい通信制高校や高卒認定試験などで高卒資格をとっていくのがおすすめです。

診療放射線技師は、今後も検査や治療で放射線を扱うプロフェッショナルとして必要とされてきます。興味がある人は目指してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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