サポート校を選ぶときに確認したい３つのポイントについて

サポート校は、高校の卒業資格がとれる通信制高校とは全く違うものですが、通信制高校に通う学生の学習面・生活面・精神面でサポートを行ってくれる利用価値のある学校になります。

では、サポート校にも通うという選択肢を考えた場合には、どのような基準で選んでいけば良いのでしょうか。このページでは、サポート校を選ぶ時に確認しておきたい「運営元」「サポート内容」「学費」という３つの視点から選び方を紹介していきます。

そもそも本当にサポート校が必要なのか

まず、サポート校は通信制高校に通う学生のサポートを行う学校であるため、在籍してもしなくても良いようなところです。ちなみに、サポート校だけに通うということはできません。

インターネットで通信制高校を検索すると、いろいろな情報が出てくると思いますが、そこで見ているページは「通信制高校」なのか「サポート校」なのか、それとも「通信制高校」と「サポート校」が一緒になっているものなのか、分かりづらくなっている場合が多いのでしっかりチェックしておく必要があります。その上で、「自分にはサポート校が必要なのか」「通信制高校だけでも大丈夫そうか」ということを考えていく必要があります。

なお、こちらのページでもサポート校についての基本からメリット・デメリットについて詳しく紹介していますのでぜひ確認してみて下さい。

: サポート校とは？利用におけるメリットやデメリットについて

サポート校は、通信制高校に通う学生をサポートすることを目的とした「第二の学校」のようなところになります。通信制高校の学習を円滑に進めていくための「塾」のようなイメージを持っていただければと思います。 ...

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サポート校を選ぶポイント

では、サポート校を選ぶときに確認しておきたいポイントをみていきましょう。

運営元がどこなのか

主に予備校や専門学校、塾などの教育機関が各機関の特色を生かしながら、通信制高校のサポート校も運営しているパターンが多くなっています。選ぶ時には、この母体がどこなのかを調べておく必要があります。

そこで、できるだけ有名なところを選びたいという気持ちがあると思いますが、有名だから必ずしも自分に合っているとは限りません。大学受験をしたいと思っているのであれば大学受験で有名な予備校がやっているサポート校を利用することをおすすめします。専門的に勉強したいものがある場合はその専門の専門学校が運営しているところを選べばサポート校の授業としても取り入れてくれている場合もあります。

サポート校は正式な学校ではないだけに、母体によって全く特色が違うのを知っておき、自分に合った学校選びをするように心がけましょう。

サポート内容はどこまであるのか

サポート校のサポート内容がどこまであるのかも確認しておく必要があります。

週に1日〜5日までどのような登校のコースがあるのか、授業はどのようなものがあるのか、一日の間に通う時間帯はどうなっているのか、課外授業はあるのかなど詳しく授業内容について確認しておく必要があります。

また、相談体制については、どこまで相談にのってもらえるのか、カウンセラーはいるのか、など自分が気になることは詳しく聞いておきたいポイントです。

学費がどれぐらいかかるのか

学費については、週1回通うコースから週5日通うコースまで幅広くコースが用意されているため、学費もそれに応じて大きく変わってきます。だいたい年間20万円〜100万円程度がかかることになります。もちろん、学校によっても違ってきますので、資料請求や問い合わせをしてしっかり確認しておくことが重要です。

また、入学後に追加で費用が発生することがないのかも確認しておくといいでしょう。課外活動などでかかる費用は忘れがちなので気にかけておくようにしましょう。

さらに注意しておきたいのは、これらはあくまでサポート校に支払う学費であるということです。通信制高校に在籍するための学費もかかった上でサポート校の学費が必要になることを把握しておかなければなりません。