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中卒から社会福祉士になるには?

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社会福祉士は、別名ソーシャルワーカーと呼ばれます。また、場所によってはケースワーカーや生活相談員と呼ばれることもあります。社会福祉士は、その名の通り、「社会」そして「福祉」に関係する相談に応じる仕事であり、地域の人の生活に密着した援助を考えるという役割を果たしていきます。

「相談に応じる」「援助を考える」ということは、経験がなければ実践につなげることは難しいものです。それでも、専門的知識を勉強し、国家試験に合格すれば新卒でも仕事につくことができるようになります。

現在は、高齢化社会になってきており、老人の方や介護をする家族の相談に応じるケースもどんどん増えている状況です。このページでは、そんなますます社会で必要とされる社会福祉士になる方法について、仕事の特徴などを紹介していきます。

 

もくじ

 

中卒から社会福祉士になるまでの道のり

社会福祉士になる方法は、大きく分けて2つの方法があります。

一つは福祉系の大学に入学して単位を取って卒業し、それと同時に社会福祉士の受験資格を得て国家試験に合格するという方法です。

もう一つの方法は、社会福祉士の養成施設に入学して単位を取って卒業し、それと同時に社会福祉士の受験資格を得て国家試験に合格するという方法になります。

中卒からのスタートを考えるならば、大学や養成施設に入学するために高卒資格をとることが最初の課題となります。その最初の課題をこなすには、社会人などいつからでも始めやすい「通信制高校」や「高卒認定試験」からチャレンジすることをおすすめします。

 

 

 

社会福祉士の国家試験は難しいの?

では、社会福祉士の国家試験は難しいのでしょうか。その合格率は25~28%となっています。この数字を見ると簡単でないことがわかることと思います。

ただ、簡単ではないながらも努力して合格している人もいることから、強い意思を持って試験勉強に挑み、しっかりと学習すれば合格への道も開けるようになります。

 

 

社会福祉士の仕事内容や特徴について

社会福祉士の就職先としては、病院、介護施設、公務員、地域包括支援センター、在宅介護支援センターなどがあります。これらの就職先で行うことは、主に相談窓口となることです。

その相談とは、生活をしていく上で困っていることがほとんどです。例えば、経済的なことや社会的なこと、また病気には関係ない相談を受けることもあります。社会福祉士は、それらの相談に対して必要なサービスの提案を行ない、必要な場合はさまざまなサービスを行っている業者等と連携を取りながら問題解決に務めていきます。

社会福祉士は、経験を積んでいけばいくほど、福祉や介護に関する多くの知識が身についてくるため、臨機応変にアドバイスができるようになったり、やりがいを感じるようになる仕事なのです。

また、その対象も小さな子どもからお年寄りまでいるので、各年代、発達段階、社会性などを見ながらかかわっていくことができ、新しい知識をどんどん学ぶことも出来ます。

 

 

社会福祉士の収入や魅力について

社会福祉士の年収は350~470万円程度となります。どこで勤務するかによってもその年収は大きく異なることになります。

公共団体や自治体、また社会福祉法人になどに就職することができれば、公務員に準じた給料が期待できるため、年齢に応じて収入アップを狙うことができます。

そして、社会福祉士は基本的に昼間の勤務が多く、週末や祝日は休みになることが多いので、子育てしながらでも働きやすいという大きなメリットがあります。

 

 

中卒から社会福祉士になるには?のまとめ

中卒から社会福祉士になるには、まずは通信制高校や高卒認定試験などで高卒資格をとるのが一番入りやすい方法といえます。

資格取得までの時間がかかりますが、社会福祉士は医療の分野にも介護の分野にも通用する素晴らしい資格です。進んでいく高齢化社会なので社会福祉士の活躍の場はますます広がっていくことは間違いありません。

ぜひ、社会福祉士に興味を持ったら、チャレンジすることを考えてみて下さいね。

 

 

 

 

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