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不登校やひきこもりになってしまう原因とは?

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不登校やひきこもりは誰でもちょっとしたきっかけからなる可能性があります。よくある理由としては、「いじめ」「友だちとのトラブル」「先生とのトラブル」「勉強についていけない」「発達障がい」「心や身体の病気」「ゲーム・スマホ依存」「非行」などが挙げられます。

これらは決して単独で起こるわけではなく、様々な要因と絡まり合って、結果的に不登校やひきこもりという状態になってしまっていることが多いのです。ここでは、それらの要因を一つ一つ具体的に紹介していきます。

もくじ

 

いじめや友だちとのトラブル

「クラス中からいじめられている」という大きなものではなくとも、仲の良かった友だちとトラブルになってしまい、会うのが気まずいので行きにくいなどの一見些細なことでも学校に行けなくなるケースがあります。ましてや、いじめとなると、それが原因でクラスに入れない、保健室までしか行けないなどの状態になることが少なくありません。

このような場合には、担任の先生や、信頼できる先生にまず相談してみることが重要となります。無理していじめに耐えていると心や身体を壊してしまうことが多いので注意が必要です。

 

先生とのトラブル

友だちとのトラブルだけでなく、「先生とうまくいかない」というのが不登校になる理由でよくあります。特に、担任の先生のような毎日顔を合わせる先生と合わないことや、それらの先生と何かしらでトラブルになってしまうと学校に行きづらくなってしまうのは当然のことかもしれません。

その他、教科の先生や部活の顧問の先生などともめてしまう場合もあります。いじめを受けていて相談したけれどきちんと対応してくれない場合に不信感が募ったり、厳しい校則を守れなくて目をつけられたりということもあります。

 

勉強についていけない

小学校から不登校で勉強をしていない場合や中学校で勉強についていけない場合、そして、高校に入って一気に勉強が難しくなってついていけなくなった場合などがあります。

いずれにせよ、分からないまま授業がどんどん進んでいってしまうのはとても心細いものです。また、課題や補習が多すぎて自分の時間がとれなかったり、睡眠時間を削るなどから身体を壊してしまうということもよくあります。

塾に通うなどして学習をカバーすることもできなくはないですが、不登校やひきこもりの状態にある場合はすでに精神的・身体的にその余裕もなくなっていることが多いです。

 

発達障がいを持っている

アスペルガー症候群やADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障がいを持っていて、脳の特性からコミュニケーションが上手くとれなかったり、集団生活になじみにくいという人もいます。

この場合は、病気とも性格とも違う、その人の生まれながらに持つ特性なので、治そうとするのではなく、どうやって自分に合った方法や自分の能力を生かす方法を見つけていくかが重要となります。こういった場合は、医療機関などの専門家などに相談することも大事になってきます。

 

心や身体の病気を抱えている

学校生活での精神的ストレス、勉強や部活などの忙しい生活が原因で心や身体の病気になってしまうこともあります。

また、思春期の時期は体調を崩しやすいとも言われるため、簡単には良くならないこともあります。具体的には、適応障害、うつ病、起立性調節障害(起きようと思っても起きられない症状)、自律神経失調症(特に原因はないものの体調が優れない症状)、過敏性腸症候群(ストレスにより便秘と下痢を繰り返す症状)などがよく見られる病気です。

これらに該当する場合は、学校に行くことよりも医療機関を受診し、適切な治療を受けることが先決です。それでもはっきりとした診断がつかないこともよくありますが、長い目で見てゆったりと構えることが必要になってきます。

 

ゲーム・スマホ依存になっている

ゲームやスマートフォンなどにハマりすぎて、昼夜関係なくゲームやSNS、ネットなどをやってしまう状態です。そのため、昼夜逆転したり、学校に行かずに「部屋でゲームをしたい」などという気持ちが勝ってしまい、不登校の状態になったりします。

一見怠けているだけに見えますが、自分ではやめたいと思ってもやめられない「依存」の状態になっていることも多いのです。この場合も、むやみにやめる(やめさせよう)とするより、専門家に相談してみることもひとつの方法になってきます。

 

非行

様々なきっかけからタバコやお酒などに手を出してしまったり、夜に遊び歩いたりなどするために普通の生活が送れなくなっている場合もあります。

この場合には、本人が自分の意志でやめようと思わない限り周囲が働きかけてもこの状態を改善することは難しくなってきます。

 

不登校やひきこもりになってしまう原因についてのまとめ

このように、不登校やひきこもりの状態になってしまう原因としてはいじめや発達障がいなど様々な要因があります。学校に行けなくなるのには必ず何か理由があります。甘えや根性がないことや、親の育て方の問題ではありません。

学校に行けない本人も必要以上に自分を責める必要はありませんし、周囲もそれを理解した上で接するようにすると良いでしょう。原因によって、次のステップを考えていく必要があります。何が原因で学校に行けなくなったのかしっかり分析して、上手くいく方法を考えていきましょう。

 

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