通信制高校に向いている人はどんな人？

通信制高校で勉強するのが向いている人はどのようなタイプの人でしょうか。もちろん学校やコースによっても違いはありますが、このページではさまざまな面から向いている人の代表的な特徴を紹介していきたいと思います。

これらの特徴に多く当てはまる方は通信制高校に向いている可能性が高いといえます。そして、この特徴は通信制高校の特徴そのものでもあります。ぜひ、そういった点での参考としていただければと思います。

通信制高校に向いている人はこんな人

では、通信制高校に向いている人の特徴として、「高校生活をほどほどに楽しみたい人」「生活のペースを無理なく保ちたい人」「学習に締め切りがあってもきちんとこなせる人」「自由な時間が欲しい人」「校則等に縛られたくない人」「ある程度自分で自分をコントロールできる人」「学校以外に忙しく活動している人」に分けて紹介をしていきます。

高校生活をほどほどに楽しみたい人

「通信制」といっても、ある程度は人との関わりや行事などがあります。高校生らしい生活を少しでも体験して楽しみたいという人は通信制高校に向いているといえるでしょう。

そうとはいえ、高校の種類の中では通信制高校は「もっとも高校生らしくない」ともいえます。全日制高校のような活発な学校行事や部活動を期待している人には物足りないかもしれません。

生活のペースを無理なく保ちたい人

「朝起きて学校へ出かけて帰ってくる」という生活のリズムが毎日続くのはイヤだけど無理なく保ちたいという人は通信制高校の通学型を選ぶことによって、その「無理なく」を実現できるようになります。

勉強する場所と自宅とを分けることで、生活にメリハリも出てきます。通う場所があるということは精神的にもとても大事なことで、居場所があるという安心感も得ることができます。学則に縛られたくはないけど生活のペースを守っていきたい方にとっては向いているといえます。

学習に締め切りがあってもきちんとこなせる人

通信制高校ではレポートの締め切りがあったりします。通学型の場合には、先生に教えてもらいながらこなすことができるのであまり気にする必要はありません。しかし、通信制高校の基本的な学習スタイルは自学自習です。最低でもスケジュール管理をしっかり行ない、締め切りを守れる人は向いているといえるでしょう。

生活していく中では、忙しい時期や余裕がある時期などがいろいろあると思いますが、学習の締め切りがあってもこなしていく努力が必要となります。

自由な時間が欲しい人

通信制高校の最大の魅力と言っても過言ではありません。決まった時間に学校に通うのではなく、自由に時間を使っていきたいという人には通信制高校が最も向いている高校になります。

年に数回のスクーリングには出席が必要ですが、それ以外のほとんどの時期は決まった時間に登校しなければならないということはありません。

校則等に縛られたくない人

通信制高校には、全日制高校などによくある服装や頭髪の決まりや、アルバイトの禁止など細かなルールはないことがほとんどです。校則に縛られたくない人は通信制高校が一番向いているでしょう。

ある程度自分をコントロールできる人

通信制高校では、時間に縛られることがないというメリットがある反面、縛られないと勉強ができない人には向いていないともいえます。そのため、「家では机に向かうことができない」「学校でも多くの学生がまじめに勉強しているような環境でないと勉強する気が起きない」という人には通信制高校は大変な面がでてきます。

また、学習のペース配分においても自分で管理していく必要があります。ただし、これらは自分に合った学校やコース選びで大きく変えることができるものです。自分をコントロールしていくためには、「自分を理解する」ということも重要なことです。コチラのページでも解説していますのでぜひご覧下さい。

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学校以外に忙しく活動している人

上記でも触れたように、自由に時間を使いたいという人の中には学校（高卒の資格をとること）以外にも打ち込んでいる活動がある人も多くいます。例えば、アルバイトやフルタイムの仕事、スポーツ活動や音楽活動、芸能活動や趣味などがあげられます。

実際に、プロのスポーツ選手やアイドルなども、活動の合間に好きな場所で好きな時間に学習できるということで通信制高校を利用している場合も多いです。このように、高校と他の活動とを両立させていきたい人にとっては通信制高校がベストな方法といえます。