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高校を留年してしまったら通信制高校への転校を考えるのも一つの手段

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高校を留年してしまった場合には、そのまま在学している高校で続けていくという方法をまず考えるかもしれません。しかし、その方法ではこれまで同級生だった人達と一緒のタイミングで卒業することができず、一つ下の後輩たちと同級生になるという点で精神的にとても負担がかかることになります。

実は、その場合でも「通信制高校に転校する」という方法を選ぶことで、これまでの同級生と同じタイミングで卒業できるといったことも可能なのです。高校を留年してしまった場合の一つの選択肢として、通信制高校への転校を考えてみてはいかがでしょうか。

もくじ

 

高校の留年は時間的にも精神的にもきつい

高校の留年となると、在学中の高校で卒業を目指す場合もう一度1年分の学習や学校生活をやり直していく必要があります。これは、時間的にも精神的にもなかなかきついものがあります。もちろん、苦手だった教科や行事なども全てゼロからやらなくてはいけません。

そして、卒業の時期も当然1年遅くなってしまいます。これまでの同級生と一緒の時期に卒業できないということは、進学や就職も遅れてしまうため、疎外感を味わってしまう場合もあります。

実際には、あとから思い返してみれば若いうちの1年や2年の差は大したことがない場合がほとんどです。ただし、高校での留年というのはあまり経験する人がいないため、その当時の本人にとっては重大な問題になってきます。ある程度多くの人が経験する、大学受験のための浪人や大学での留年とは訳が違うのです。

このような理由から、高校で留年となってしまった場合には、通信制高校への転校をぜひおすすめします。

 

 

通信制高校に転校してこれまでの同級生と同時期に卒業する

通信制高校には、転入学制度や編入学制度が設けられています。転入学とは、前の高校との間を一日も空けずに転校することをいいます。そして、通信制高校は36カ月(3年間)の間に必要な単位を修得していく「単位制」を用いています。

つまり、この転入学制度を利用して、通信制高校にこれまでの在学期間と単位を引き継けば、前の高校で留年となっても問題なく36カ月(3年間)で卒業できるようになるのです。もちろん、通信制高校へ転校後に頑張って単位を修得していく必要はあります。

 

なお、編入学とは、前の高校との間が一度空いた状態で転校することをいいます。この場合は通信制高校の卒業のタイミングもあるため、36カ月での卒業はできません

 

これらの詳しい解説については、コチラの記事で紹介していますのでぜひご覧下さい。

通信制高校へ編入や転入をするには?卒業はいつできるの?

いじめや人間関係のトラブル、留年になってしまったなどの理由で、「高校を中退してしまった」「高校に在学中だけどもう辞めたい」という人は多くいます。そういった人たちの他の高校からの進路として、編入や転入を ...

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通信制高校には転入性や編入性が多い

通信制高校には、上記でも紹介したような転入性や編入生が思っているよりもずっとたくさんいます。多くの人が「勉強についていけなかった」「人間関係で行けなくなった」などの理由で全日制高校を留年してしまったり、中退したり、続けられなくなったりして通信制高校に入ることを選択しています。場合によっては、新卒で通信制高校に入学する人の方が少ないところもあるぐらいです。

そして、通信制高校には同じような経験をしてきた人が多いからこそ、話が合いやすかったり、環境に馴染みやすいといったメリットもあります。そういった面でも全日制高校に通い続けるよりは、安心感を持って学校生活を送ることができるかもしれません。

 

 

高校を留年してしまったら通信制高校への転校を考えるのも一つの手段のまとめ

このように、全日制高校で留年してしまった場合でも、通信制高校に転校して環境を思い切り替えることで、もう一度同じ学習や学校生活を送ることなく、しっかり36カ月で卒業できるようにすることができるのです。

これは、時間的にも精神的にも余裕を持たせることができるので、前向きに一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。通信制高校がどんな高校なのか「もっと詳しく知りたい」という方は他の記事でも紹介していますのでぜひご覧下さい。

 

 

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