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高卒認定試験を独学で合格するには何ヶ月前から勉強すればいいのか

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これから高卒認定試験の受験を考えている方は、「どこから手をつけるべきか」「何の教材を利用して勉強したらいいのか」「試験の何ヶ月前からしたら間に合うのか」などのことを考えているのではないでしょうか。

高卒認定試験の勉強の方法としては、「予備校」「通信教育」「市販の参考書・問題集での独学」などがあります。これについてはコチラのページでも紹介していますのでよかったらご覧下さい。

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その中で、このページでは「市販の参考書・問題集での独学」で勉強する場合に必要な学習期間について紹介していきます。自分に合った学習期間は人それぞれ違ってきます。しっかりと見極めてスケジュールを立てた上で勉強していくようにしていきましょう。

 

もくじ

 

高卒認定試験の勉強で必要なことについて

高卒認定試験に合格するまでに必要なことは、

  • 基礎力をつける
  • 応用力をつける
  • 試験問題に慣れる

と、上記の3段階に分けられます。これらについてひとつひとつ解説していきます。

 

基礎力をつける

まずは基礎力をつけることについてです。

特に、英語や数学などでは小中学校の内容が理解できているかどうかで高卒認定試験の問題が解けるかどうかに影響してきます。

英語でいえば、be動詞と一般動詞の違いが分かっているか、数学でいえば四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)や、簡単な文字式、方程式などです。社会や理科などの暗記科目では、高校の内容以前に小中学校レベルの常識を知っているかどうかで問題の解きやすさが大きく変わってきます。

このあたりを固めていくのが「基礎力をつける」という段階です。

 

応用力をつける

次に、固めた基礎力に加えて応用力をつけることについてです。

応用になると、少し言い回しが難しい問題やひねった問題が出題されますが、これに対応できるかどうかです。

これは、問題集を一問一問やっては解答解説をじっくり確認して理解していくことが重要です。ここでポイントなのが、分からないからといってずっと考え込むのではなく、ある程度考えても分からないものはすぐに解答解説を見て、しっかり解き方を覚えて理解することが大事です。この繰り返しをたくさん行うことで自然と応用力がついていくのです。

応用力をつけるために繰り返し解く教材としておすすめなのは「過去問題集」です。過去問を解くことで本試験の雰囲気や問われ方を掴んでいくことができるので必ず過去問には必ず手をつけるようにしましょう。

なお、試験までにあまり時間のない人は、ここで考え込みすぎずにとにかく問題数をこなすことに心がけて下さい。

 

試験自体に慣れる

そして、応用力がついたら試験自体に慣れることが重要なことになります。

この段階では、試験問題の形式に慣れたり、時間配分を考えて問題を解けるようになることを目標としていきます。また、試験の行われる時間帯や場所も考えておくことも重要です。

普段、昼間に勉強していない人は、試験の時間帯である昼間の時間で眠くなったりせずに十分に能力が発揮できるのか一度やってみる必要があります。できれば、高卒認定試験予備校などで行われている模擬試験などを受けてみることをおすすめします。

また、会場では大勢の人が受けるため集団の中で集中することが難しい人は慣れるために練習が必要かもしれません。このあたりの特別な配慮が必要な人は問い合わせれば対応してもらえる場合もあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

 

 

試験のために逆算して必要な期間を考える

では、「試験の何ヶ月前から勉強したらいいのか」というところですが、これは一言で言うと人によって全く違ってくるものになります。大事なのは「現在の自分の学力レベル」です。今の学力が、高卒認定試験のレベルに到達するまでにどれだけの時間が必要かということを逆算して考えていかなければいけません。

学力がある人である程度あって吸収が早い人であれば6ヶ月程度でいい場合もありますし、本当に基礎から学習する必要がある人は1年以上かかる場合こともあります。

また、高卒認定試験の勉強に一日何時間かけられるのかということも重要な点です。高卒認定試験の勉強のみしていれば良い人と、アルバイトをしている人でも変わってくるでしょう。これらの点を踏まえたうえで必要な期間を逆算していくと、自分は何ヶ月前から勉強すべきなのかが分かるようになります。

 

下記、極端な例でいった場合で2点紹介してみます。

 

勉強していない期間が多すぎる場合

小学校も中学校も不登校で、進学もしていなかった場合は小学校の内容からはじめる必要があります。その場合は、1日8時間勉強して1年間で小学校の内容を網羅するなど、次の1年間で中学校の内容を網羅するなどして、やっと高卒認定試験の対策ができるような形となります。

このように、勉強していない期間が多すぎる場合は、本気で勉強しても最低2年以上はかかるかもしれません。

 

勉強してきた期間が普通にある場合

小学校中学校は通っており、高校にも進学したけど中退してしまったという人だったら、高校の内容まで習っているので、高卒認定試験の対策を1ヶ月程度やったぐらいでも合格することもありえます。

 

 

高卒認定試験を独学で合格するには何ヶ月前から勉強すればいいのかのまとめ

このように、高卒認定試験を受けるまでに「どれだけ勉強してきたか」ということが「これからどれぐらい勉強する必要があるのか」の大きなカギを握ることになります。

普通に高校に通っていった場合は、決められた学習過程を経ていくことで、特に問題がなければ卒業できます。ただし、高卒認定試験は「試験」なので完全な「実力勝負」の世界です。今の自分の能力をしっかりと把握したうえで、合格までに確かな実力をつけていくようにしていきましょう。

 

 

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